Eno.132 稲宮 朱音 & 金眼の女  異界交信録 "休暇" - はじまりの場所

おや、久しいね、少女。
[  ]様は旅行でそのあたりにいるそうだが…元気そうかい?

...え?一緒にいる?
あぁ...そうだったね。君達は大層仲が良かったのだった。
珍しくがっつり休暇を取るなどというから、
何年ぶりだろうと上もいいよといったものだが、どうしたのだろうと言ったらそういう事だったか。

[  ]様、あぁ見えて相当仕事していたようだね。休まれるだけで結構大変さ。
この時期は仕事などないに等しい私にまで仕事が回ってきて...ね。まぁ、悪い気分ではないが。
なに、暫くなら回せるさ。私の場合と違って、本人が完全に行方不明という訳でもあるまい。

...何故私かって?私には世界を渡った経験があるわけで、
こういうのにもある程度師匠なさそうだという訳だ。それだけらしい。
とはいえ、こうして君と久々に話せたのもよい縁だ。
これからもこのように定期的に更新を図るよ。
良い休暇を、と伝えておいてくれ。無論、少女も楽しんでくるといい。それでは。










???
「さて。」




















佐保姫
「仕事の時間だね、頑張るとしようか。」









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