Eno.374 如月 真二  Bとの出会い/不運な風来者に幸福を - はじまりの場所

このソラニワに来て、一番最初に取材させてもらった。人物それがふうらいしゃさんだ。とにかく彼女?彼?には色々と謎がいっぱいだ男性とも女性とも取れる容姿、本名を明かしたくない理由。色々と謎だったけど、逆にそれが俺の好奇心をゾクゾクさせた。取り敢えず今回は分かりやすく三人称は彼女と記載しておこう。彼女に色々な事を聞いてみて一つ分かったことがある。彼女、自分の過去に関する話題を逸らすのと死に対する扱いが極端にドライな感じがする、この二つで俺の好奇心は最大まで高まったが俺にも知られたくない過去があるから下手に探れば彼女は怒ってしまうだろう。それに昔、同じ様な事をして痛い目を見たので、彼女から話すまでは下手に詮索しないように留めて置こう。時には様子見も大切だからね。さて、少し長くなってしまったが取り敢えず彼女とは知り合いになれたし結果オーライと言ったところだろうか。しかし、最近彼女の姿を見ないのが少し心配だが、まぁ彼女の事だしふらっと戻ってくる事を信じていよう。さて、次の話は少し昔話をしよう、俺の人生の中でいちばん嫌いな幼少期の頃を──








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